2022-01-01から1年間の記事一覧

No Limitation!

ソウルに来ると仕事関係なく、いつも連絡して会う友人Sがいる。 最初の出会いは2006年。 当時SはShowboxという韓国大手の映画配給会社の敏腕セラーで、 Forestの会社はShowboxから沢山の映画を買っていた。 日本公開時のプロモーションで俳優を招聘すると、…

「タイムマシーン」に乗って

ソウルの「タイムマシーン」。それは時を経て同じて味を伝えるチキン屋でした。

是枝監督、渾身の韓国映画「ベイビー・ブローカー」

是枝監督による初の韓国映画&今年のカンヌでソン・ガンホに主演男優賞をもたらした作品。ということで、かなりの話題作だったにもかかわらず、なかなか食指が動かずにいました。先週の韓国出張で出会った業界人ほとんどが鑑賞済だったので、こりゃいかんわ…

90分一本勝負!「ボイリング・ポイント~沸騰」

シネフィルの上司が薦めてくれた本作。 90分ワンショットが話題の英国映画。まさに映画館で観るのにピッタリの一本です。 www.cetera.co.jp 同じく90分の長回し映画として有名なのは、ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督による「エルミタージュ幻想」(…

さよなら、Another World鎌倉

2021年4月から始めた、鎌倉(故郷)&大井町(現在の住処)の二拠点生活。 15年ぶりに住む鎌倉は、お洒落なカフェやレストラン、移住者が溢れる見慣れない街に変貌していて、戸惑うことも多かった。それでも鎌倉にいる時間が増えた理由は、他ならぬ、ヨガス…

「ちょっと思い出しただけ」★★★★☆

これ観たことすっかり忘れてた。まさに今さっき、「ちょっと思い出した」ので忘れない内に感想を。 彼女がタクシー運転手っていう設定が良い 最近、各所で大活躍の伊藤沙莉&池松壮亮主演のラブストーリー。伊藤沙莉を知ったのは、2019年NHKドラマ「これは経…

バレエ「ロミオとジュリエット」考察

知人からご招待頂き、先日とは別キャストでK-balletの「ロミジュリ」を鑑賞。熊川哲也振付版。2日と開けずにオーチャードホールでバレエとは何たる贅沢。 「ロミオとジュリエット」のストーリーを知っている人は多くとも、バレエを観たことがある人は数少な…

K-ballet「ロミオとジュリエット」

かつて英国ロイヤルバレエ最年少(21歳2か月)&東洋人初にしてプリンシパルの座に就いた熊川哲也。 1998年に10年間在籍したロイヤルバレエを電撃退団した翌年、1999年にK-ballet companyを設立。未だ引退は表明していないまでも、昨今では芸術監督&振付家…

「ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート」★★★☆☆

特にビートルズファンではない私Forestですが、それゆえ彼らのライブ映像も殆どみたことがなく、IMAXでならリアルに演奏を体感できるのでは???という期待で、足を運びました。「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督というのも引きの要…

「コーダ あいのうた」★★★★☆

「あまりに感動的だったので、2回目観たいんだけどご一緒にどう?」という友人の誘いで鑑賞。あらすじは大体、頭に入っていたから「想定内の感動作だろうな~」とちょっと覚めた目線だったんですが、もう最後は号泣でしたわ。 www.youtube.com ストーリーは…

ソロ活女子多数発見!~箱根「養生館 はるのひかり」~

Forestが務めている会社には「シーズン休暇」という有難い制度があり、3月までに残りの2日を取得しないと消えてしまう~!ということで、急遽、予約の取れた「養生館 はるのひかり」へやって来ました。 この宿は基本的に2泊以上「逗留」して、慌ただしい日常…

「The way we were~追憶」で号泣 ★★★★☆

鎌倉の川喜多映画記念館では、1月から「崩壊と覚醒の70年代アメリカ映画」という特集上映が続いています。 スクリーンで70年代の名作を鑑賞できる機会は超貴重。 というわけで、最近の週末は専ら川喜多詣でをしております。 本日の一本は1973年公開…

「エモい」という感情

先日、鎌倉の川喜多映画記念館前で待ち合わせた後輩が、「さっき人力車のお兄さんがお客さんに"ここは白黒とかのエモエモな映画を上映しているところなんですよ~”って説明してました。。。」と言ってましたが、「エモい」とは一体何なのだ? ちょっと調べて…

「狼たちの午後」★★★★☆

川喜多映画記念館で開催中の「崩壊と覚醒の70年代アメリカ映画」特集上映。 70年代の作品をこうしてスクリーンで鑑賞する機会があるのは有難い! 以下、ストーリー。 うだるようなある夏の午後(原題が意味する「Dogday afternoon」)、ブルックリンの銀行に…

2年ぶりの更新!そして2022年初投稿!

注)本ブログにおける「Forest」は本名に由来する私の呼称です(笑) 2007年に始めたこのブログ。 Forest最大の趣味であり、仕事でもあった「映画」の鑑賞記を、備忘録も兼ねて綴ろう・・というのが当初の目的でしたが、多趣味&移り気な私は、ブログのカテ…