「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」

いつも鬱ってる印象を与えがちな私ですが、先週はホントに参ってました。で、ストレスマネジメントの一種として、仕事では全く見ることのない外国映画を観るのが○と教えてもらったので、早速レイトショーに行くことに。

ホットファズ

日本では上映を求める署名運動が起きたんだそうな。ハリウッド映画だと思っていたけど、バリバリWorkingTitle(「ブリジット・ジョーンズ」や「ノッティングヒル」の制作会社)の作品じゃん!イギリスびいきの私にとっては嬉しい誤算。でも、イギリスのポリスアクションってどんなの???

優秀すぎるっていう理由で、ロンドンからド田舎へと左遷されるニコラス巡査。「全英美しい村コンテスト」で何度も受賞しているという村で繰り広げられる、ド派手なアクションに目が点。だってパブの店主とか、善良そうなお婆さんすらマシンガンをぶっ放すんですよ~。そして花の咲き乱れるコッツウォルズみたいな可愛い石造りの建物が、バンバン破壊されてしまうの!

イギリス人がコミックアクションを作ると、こういうのになるのですね。過去のポリスムービーをパロったシーンが満載のようでしたが、その辺に疎い私にはさっぱり。場内はほぼ男性客で埋め尽くされ、あるシーンでは大爆笑の渦でした。

アクションだろうが、コメディだろうが、それを真面目~にコツコツと作った感がある、イギリス映画がやっぱり好き。あのシニカルな笑いっていうのが、非常にイギリスらしいし、日本人の感性に合ってるんだなあ。