香港旅行記~食は広州にあり~
広州訪問の楽しみの一つ、それは美食の数々を味わうこと!
先ほどの「近未来エリア」を形成していた高層ビル6Fにあるお店にてディナー。
メニューは全てJingにお任せですが、何が出てくるのか?どんな美味に出会えるのか?
ウキウキします~♪
まず最初はスープね。
Jing曰く、必ず最初にスープを飲みのが「広東スタイル」なのだとか。
胃を温め、消化を助けるんだそうです。ふ~ん、いかにも身体に良さそうな食べ方だよな~と感心している内にスープが、こんな可愛いポットに入ってやってきた!
中身はと言うと、こんな色。
最初はグリーンピースのポタージュか?と思いましたが、何とも表現できない重層的なお味!
豚肉とシーフードとか色々な具材が入ってるらしいのですが、「だ、出汁が効いてる~」と悶絶したくなるような感じね。いや~、一皿目からForest、かなりノックアウト気味ですわ♪
これがスープの出汁を取ったお肉。
酸っぱいタレにつけて食べます。口の中でホロホロに溶けていきそうなほど、柔らかかったわ~。
こちらはレンコンと豚肉の炒め物
肉大好きなForestが、「バーベキュー、バーベキュー!」と騒いだため、オーダーしてもらった、鴨のロースト。
ホントに一羽丸々と、こんがりローストされて登場しました。
ハサミとナイフでチョッキンされて、こんな無残な姿に。
「Forestのリクエストなんだから、沢山食べてね~」と言われ、頭からお尻までガッツきました!
しかし、人間って残酷ですね…。ベジタリアンには正視できない光景なんだろうけど、「美味しそう!」以外に何も感じないForestが嫌でした(涙)
肉好きなForestが、何気に今回のディナーで一番お気に召したのが、こちらの深海魚!
これは店の入口にある水槽で、のんびり泳いでる深海魚君。右側の黒くて大きなものを料理して頂きました。
ただ蒸しただけなんですが、柔らかくって、臭みもなく、絡めてあるソースとも良くマッチしており、ガンガンご飯が進む味でした。
未だにこの深海魚の味が懐かしい…。また食べたいよ~!
こちらがご飯。
チャーハンではないのですが、窯で焚きこまれたご飯(ちょっとお焦げ風)に、ソーセージやお肉などを後から混ぜて食べます。
Jingはこの一皿が一番のおススメだったみたい。
デザートメニューだけ、テーブルの上にこんな木札で用意されているんです。
面白いですね~。
漢字の一字一字は読めるのに、全く意味を成して頭に入ってこないんだな~。
難しいですね、中国語は。
こちらがデザート。二皿頼んだんですが、一つは撮りそびれました。
これはきな粉モチと、グレープフルーツとタピオカのジュース。
サッパリしていて、フルーティーで、全然人工的な味がしない!
とっても健康的なデザートだなあという印象。
このお店、かなりのだだっ広さだったんですが(中国は何でもデカイ)、我々がディナーをスタートした6時から、どんどん混み始め、席を立つ7時半頃には、円卓が全て満席!
個室も廊下沿いに一杯ありましたし、一体、収容人数は何人なのか???
趣は高級レストランですが、来ているお客さん達は普通でしたね~。
家族連れが多かったけど、子供たちは親と会話せずに、ず~っとゲームばっかりしてたり…と、日本と変わらない風景。むしろ、店のゴージャスな内装に見合った服装をしている客が少なく(超普段着なんだよね)、チグハグは感じでした。とは言っても、チラリとお値段を見たところ、日本とあまり変わらない。
となると、ここにいる一見ダサ目の家族達は、きっと中国では中産階級以上なんだろうなあ~と。
不要な想像を働かせるForestなのでした。
何はともあれ、今日一日は、Jingに任せきりで、全く財布を開かずに終わってしまった。
次回、いつ会えるか分りませんが、久々の再会が出来て良かったです。
それにしても、世界は狭い!
たった5時間ほどで広州に着くんだなあ~と距離の近さを実感しました。
余談:
帰りに駅まで送ってもらう途中にJingの家があったので、彼女が先に降りたのですが、入口にバトラー(NYの高級アパート的な)がいる高級ホテルみたいなマンションだった!
その名も「Ascot House」。
Forest、Jingの仕事のこと、何度聞いても良く分らないのですが、「上司はフランス人なの?」って聞いたら、ここ(広州)では上司がいないから。」と。一瞬、意味が分からなかったのですが、彼女は広州の支社長?だった!
北京の本社から派遣されているのは、そういう訳だったのか。
ごめんよ、Jing。何も事情を知らなくって。
Jingは、中国人らしからぬ性格があるので、あまり自分の自慢をしてこないんですよね。
余計な話をしないし。だからForestとも気が合うんでしょうね。
会社でお昼休みの講師を呼んで、ヨガのレッスンしたりしているそうで。
優雅だなあ~と羨ましくなりました。
ま、相当にアグレッシブに仕事しているとは思いますけどね。
良かった、彼女と同じ国に生まれなくて^^;