18年ぶりの母校訪問

さて、Forest母の誕生日ランチ@馬車道は、既にこのブログでもご報告済み。晴天に恵まれた日曜の昼下がり。我々は中華街~石川町へと向かって歩き始めたのです。

そして懐かしい石川町駅前が見えてきた時、Forest母は「ちょっと学校を見ていく?」と声をかけてきました。Forestは中学高校の6年間を、ここ石川町にある女子校で過ごしたのですが、何と訪れるのは卒業以来、18年ぶり!いや~、時間が経つのってホント早いですよね。

お互いに18年ぶん年とった我々親子は、意を決して魔の階段を上りだしました。何段あるか分からないけど、毎朝毎晩×6年間、この階段を上り下りしたわけです。遅刻ギリギリ少女だったForestは、時に心臓爆発しそうになりつつ、一気に駆け上がったものですよ。

フェリス階段

この上には更に2つほどの女子校があり、通学時にはそれぞれの制服を纏った女子生徒たちで階段が見えないくらいでした。こうして誰もいない階段を見るのは変な感じ。

やっと通用門に到着!

フェリス通用門

Forestが学生時代は、いつも開けっ放しだったこの通用門。警備室なんかも出来ていて、当然のことながら門には頑丈なカギが・・・。今思えば、当時が無防備すぎたよね(汗)。

Forest母が、「私はもうダメ。Forest、正門の方まで上がってみてきたら」と提案してきたので、一人で更なる階段を上ることに。マジで疲れたっす。

フェリス正門

こちらが正面です。といってもこの正門から学校に出入りすることは、ほぼなかったな~。なんか立派だよね、こうして見ると。大好きな学校でした。

そして階段を下りてくると、一人立たずみ、街を見下ろしているForest母の姿が目に入ってきました。なんか「ハッ」として声を掛けられなかった・・・。きっと過ぎ去った20年前の思い出を振り返ってるんだろうな~って、思ったから。受験の時も、合格発表の時も、入学・卒業、その他のイベント時も、いつも母と一緒にこの階段を上って下りたな~って。2人とも若かったね。そしてForestには輝かしい未来と可能性があったはずなのに。期待に全然応えられなくって、ごめんね・・・と心の中で母に謝ってしましました。ホントにあの頃のForest母は、頑張っていたよな~。

でも素晴らしい友人たちと至福の6年間を過ごさせてもらったことは、ホントに感謝!「教育」という無形の財産を両親には授けてもらいました。それがForestの誇りです。