「(500日)のサマー」★★★★☆

売り切れで入れなかったリベンジを、土曜日に果たして来ました~!

サマー1

キャッチコピー「運命の恋なんて、あるに決まってる」…に惹かれて、予告編を観た時から気になっていた一本。

何とも斬新、かつオシャレ、そして皮肉な物語。

冒頭で囁かれる「これはラブストーリーではない」という意味深なナレーション…イカしてます!

サマーという最高にキュートな、でも掴みどころのないエキセントリックな女性に恋をしてしまった、草食系男子トム。サマーに振り回されっぱなしで、少々情けなくはあるんですが、極々普通の好感が持てる男の子。

対するサマーちゃん。

パッと見、美人ではないのですが、表情やら仕草やらがとってもキュート!

映画の中でいつも「ブルーまたは紺」の服を着てるのですが、これがまた似合ってて。

ほら、この写真なんか、すっごく可愛いでしょ?

サマー2

あと、これとか!

サマー3

最近DVDで観た「イエスマン“YES”は人生のパスワード」でも、ジム・キャリー相手に良い演技をしているズーイー・デシャネルが演じています。

彼女はこれから来ますね~、きっと。

役柄の幅が広そうな女優さん。彼女に恋をしないなんて無理でしょう~。

ある意味、どんでん返しのエンディングは見てのお楽しみ♪

(500)日、サマーという女の子と付き合ったトムの成長物語として見れば、納得の結末か?

それにしても(500)日の時空を駆け巡りながら、2人の過去と未来を行き交う映像と音楽のコラボレーションは見事です。舞台もNYかと思いきや、LA。こんなにLAってロマンチックな街並みなんですね~。監督は元々ミュージッククリップの出身だとか。道理でこの絶妙な音楽使いと、映像美。

恋愛映画の手法って一通り、使い古された気がしていましたが、まだまだ在りましたね~。久々に見る恋愛映画の秀作。