「時をかける少女」★★☆☆☆

3月まで有効だったフリーチケットを使うべく、平日の仕事帰りに映画館へ。やはり疲れていたんでしょうか?映画始まると同時に爆睡(涙)。その後、何度か起きることを繰り返して、最後は同行した友人に「ちょっと!ここ、良いところだから!」と起こされた~。実際、ここを見逃したら、この映画観たことにならないでしょ!っていうくらいの重要なシーンでしたわ^^;

時をかける

というわけで、あまり偉そうに語れることはないのですが、ごく限られた記憶とネットでの情報を元にレビューを。

時かけ」と言えば、その元祖は1983年の大林宣彦監督&原田知世版ですね。

わたくしForestは未見なのですが、薬師丸ひろ子と共に、原田知世が一躍アイドルとして名を馳せた伝説的な青春映画でございます。この2人が未だに芸能界で活躍していることを見ても、当時の角川映画パワーは偉大だったな~と。

時かけ」から連想されるのは、原田知世に象徴される女子高生の純粋な初恋の思い出。

アニメとして、そして本作のようなオリジナル続編として、何度もリメイクされているのは、それだけ元祖「時かけ」のファンが多いということでしょう。

実際、平日夜の映画館には、仕事を終えて駆けつけたという風情の、30~40代サラリーマンの姿が多数。

1972年を舞台にしているため、登場人物の時代感溢れる服装や髪形は仕方ないとして、ヒロインが想いを寄せる青年を演じた中尾明慶…。彼が冴えなすぎる!「Rookies」とか出てる役者らしいですが、知らないし~。

どうも彼に華がなさすぎて、テンション落ちましたわ。

ヒロインの母親を演じたのは、お久しぶりの安田成美でしたが、それこそ本家本元の原田知世がやったら、もっとお客さん入ったでしょうね。

アニメ版の声優もこなした仲里衣沙。彼女のだらりん~とした、口開きっぱなしの話し方が最後までどうも引っ掛かっててしまいました。でも、「時かけ」ファンと彼女のファンって、間違えなく被ってそう~。

寝たり起きたりを繰り返したせいか、終わった後は本当に疲れてしまって…。

もう身体中がだるくて、今すぐベッドで寝たい~というくらいの疲労感。

こんなに疲れた映画は久しぶりでした。何だったんだろうか?