マイケル・ジャクソン This is it ★★★★★

初の5つ星!その記念すべき作品は、現在、大ヒットばく進中のマイケル・ジャクソン「This is it」だ!

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有楽町、丸ピカ(丸の内ピカデリー)のレイトショーは満席。すごすごと帰途につきながら、翌日のリベンジを誓ったForest。ちょうど代休を取っていたこともあり、同じ丸ピカの16:35の回を鑑賞。平日の夕方という微妙な時間帯にも関らず、8割が埋まる大盛況ぶり。まだ終業時間じゃないよね?というサラリーマンも目立ってました(笑)。ともかく老若男女入り混じった多彩な客層。いかにマイケルが世代を超えた人々に知られていたかを実感。

さて、特にマイケル・ファンでもなく、好奇心だけに駆られて観に行ったForestでしたが、映画が始まって3分後には既にマイケルの世界にどっぷり浸かってました。我ながら早いな~、影響されるのが。

リハーサル撮影時、51歳!!???驚愕です。

往年のスターって、歳とってから醜態を晒すことが多いと思うんですが、マイケルに限ってはそんなことありえませんでしたね。

リハだから8割程度の力しか出してないと思うんですが、それでもこのカリスマは何でしょうか?

もはやマイケルから目が離せない状態。

バックダンサーやスタッフ達が「マイケルと仕事をすることの素晴らしさ」について、語るシーンが所々に挟まれます。彼らにとって、これだけ準備をし、マイケルと同じステージに立つ、あるいはそのステージを作り上げる幸せのピークとなるはずだったロンドン公演が実現しなかった、いや、それ以前についこの前までリハをしていたマイケルがこの世からいなくなってしまった・・・という事実は、どんなに衝撃的なことだったか?想像を絶しますね。

なんかマイケルが生きている時は全く興味がなかったんですが、こんなに偉大なエンターテイナーだったんですね~って、今さら何言ってんだよ!というツッコミが、あちらこちらから聞こえてきそうですが(汗)。

特に凄かったのが、ギターのこのお姉さん。

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ちょっとアヴリル・ラヴィ-ン似の小柄な女性なんですが、カッコいいのなんの!

ギター、死ぬほど上手いんですよ!!!

マイケルのツアーに抜擢されるぐらいだから、腕が良いのは当然なんですが、小柄な彼女からこんな激しいサウンドが!!!って感じなんです。

しかもリハで来ている服が、またイチイチオシャレなんだな~。

彼女にとっても一世一代の晴れ舞台になるはずだったのにね・・・。

でもマイケルに「ここは君が輝くところだ。もっと弾いていいんだよ!」みたいなアドバイスをされつつ、あんなに近くで彼とコラボったことって、例えリハでも一生の思い出だよね~。

で、結果、こんなDVDまで買っちゃいました。

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マイケルについて、あまりにも知らなかったな~と思って。彼のミュージックビデオを最初の方から観たくなったのだ。

個人的には「ブラック・アンド・ホワイト」と「ヒューマン・ネイチャー」「ビリー・ジーン」が一番好きだな。

彼の曲って今さらですが、あまりにもキャッチーで「これ、マイケルの曲だったんだ!」と驚くほど、知らないうちに耳に馴染んでいるものがいっぱいありましたね。

それにしても、ロンドン公演実現させてあげたかった!

惜しまれます。

しかし、51歳にしてあの体のキレ、声の張りを保ってるって、どれだけすごいトレーニングしてるんでしょうか?しかも、マイケル、いくら踊っても全然息が切れてないんだよね。

後ろの若いダンサーたちは「ハアハア」言ってるのに!

ジャクソンファイブ時代、時にはお父さんにベルトで殴られつつ、一日中ダンスと歌をしてたそうですが、幼少期の壮絶なレッスンの賜物でしょうね。

映画館でもう一度観たいな~。テレビの小さい画面で観るには、マイケルって人はスケールが大きすぎますね。

マイケル、最期の勇姿をありがとう~。