The ハプスブルグ展

ハプスブルク」と言えば、マリー・アントワネット!をまず思い出してしまうForestですが、600年以上も続いたこの王朝は、芸術家の庇護や絵画の収集にも熱心だったようです。ウィーンとブタペストから、そのコレクションの一部を持ってきたのが、国立新美術館にて開催中だった「Theハプルブルク」!

シェーンブルン宮殿@ウィーンを初めて訪れた時の、あの感動が蘇ってきました。

最終日とあって、場内は押し合いへし合いの大盛況~。「パリ・オペラ座のすべて」を観たときにも感じましたが、日本人ってホント「パリ・オペラ座」とか「ハプスブルク」っていうキーワードに弱いんでしょうね。ヨーロッパ文化への憧れが非常に強いんでしょう。そして、「ちょっと自分は、ハプスブルク家とか興味あるのよ!」的な、「えせ教養人」(まあ、ホントにアカデミックで知的な人も多々いるとは思いますが)、が多い気がします。そんな人々で溢れかえる場内に、ちょっとうんざり~。

わたしくForesは、混んでいる美術館が、渋谷や新宿の人混みの次に嫌い!

だから皆が熟視している絵は、さっさかスルーしてしまい、後からまた観たい絵に戻るという方法を取りました。閉館間際だったこともあり、目当ての絵に戻ると人もまばらになっており、ゆっくりと鑑賞できましたよ!

中でも一番有名なのは、シシーことエリザベート皇女の肖像画でしょう。

エリザベート

彼女は死ぬまで、50センチのウエストを保ったそうで・・・。ありえないですよね?!身長173センチ、体重45キロだったとか、そういう彼女の美への執着エピソードが、また興味をそそるんでしょうね。暗殺という最期を遂げたのも、悲劇の皇女としてのカリスマを増す要素でしょう。

またシェーンブルン宮殿、行きたくなっちゃったな~。ウィーンには2回も行ったのに、目と鼻の先のブダペストには何故か足を運ばなかった。それも今さら非常に後悔しています。