「きみがぼくを見つけた日」★★★☆☆
エリック・バナ演じるヘンリーは、何の前触れもなく、過去や未来に瞬間移動してしまうという「タイムトラベラー」。そんな彼と子供の時に出会ったクレアは、度重なるヘンリーとの「予期せぬ」出会いを経て、やがて結婚に至るのですが・・・。
まずヘンリーの「トラベラー」ぶりですが、いつも裸です…。よって彼がテレポーテーションすると、まずは服を探すことから始めなくてはいけない(笑)。
「そんなに簡単に服が見つかるのかっ!?」とか
「現代にしか移動してないよね?」などという、ツッコミどころは満載。
そういうヒネくれた気持を一切捨てて観て行くと、これはタイムトラベラーという厄介な男を愛してしまった妻クレアの純愛ストーリーってことが分かります。
映画では端折られていますが、ヘンリーが突然いなくなってしまうと、クレアはひたすら彼を待つしかありません。結婚式の直前、クリスマス、新年・・・。大事な時に限ってヘンリーは、トラベルしてしまいます。普通の女性だったら、こんないついなくなるか分からないような男と恋愛とかありえないと思いますが、クレアには初恋の人だったんだな~、ヘンリーが。
最初の出会いが6歳?で、その後も何度も現れるヘンリーに惹かれちゃったんだよね。
原題は「TheTime Traveler's Wife」。
主役はむしろクレアなんですね。
最後にヘンリーがクレアに言った言葉「ただ待つだけの人生を送ってほしくない」---は、心の響きました。
エリック・バナ、言うことなしにカックイイです♪
そしてクレアを演じた「君に読む物語」(観てないんだな~)のレイチェル・マクアダムス。
文句なく綺麗です♪
この2人を見るだけでも価値ありですよ~。