「ハルフウェイ」★★★★☆

私が最初に岡田将生君を見たのは「天然コケッコー」で。その時から、何てきれいな子なんだろう~と注目しておりましたが、今回はForestの大好きな"高校生の切ない恋愛"っていうテーマで再びスクリーンに戻ってきましたよ~。もう見るのが楽しみで楽しみで!

ハルフウェイ

監督は「ロングバケーション」で一世を風靡した脚本家、北川悦吏子

卒業まで数ヶ月を控えて、ずっと好きだったシュウと付き合うことになった女子高生のヒロ。ラブラブな時を過ごす二人だったが、やがて進学の時期が近づき・・・。

なんてことのない話なんだけど、北海道というロケーションも手伝って、非常にピンと張り詰めた良い空気感がスクリーンに映し出されていました。きちんとした脚本がなく、主役の2人と監督が話し合いながらセリフを作っていったとのこと。それでこんなにナチュラルなのか~。岡田君と北乃きいがホントのカップルに見えました。

シュウがいなくなるのは寂しいけど、男性として大きくなってもらうべく彼を手放す決意をしたヒロ。あんなカッコいい彼氏がいたら、そりゃ心配だよね。私だったら一緒に東京の大学を目指すけどな~。

「ハルフウェイ」とは「ハーフウェイ(途中)」を読み間違えたヒロの言葉。このタイトル通り、2人はまだ始まったばかり。色んな意味で途中なんですね。

青臭いと言われればそれまでだけど、北川悦吏子っていう人は、人が一番輝いているその一瞬を切り取るのが非常に上手な人なんですね。「ロンバケ」も大好きなドラマだったな~。

心がピュアになる映画でした。