「P.S.アイラブユー」

本当は「ブーリン家」を観たかったんだけど、満席!だったため、近くの映画館に移動。

若くして夫に先立たれ、失意の日々を送る妻の元に死んだはずの夫から手紙が届き始める・・・。というストーリー。もっとお涙頂戴的な内容かと思いきや、脳腫瘍で死んだ夫の闘病シーンなどが一切出てこない(登場したかと思いきや、次のシーンは既にお葬式!)ので、気軽に観ることが出来ました。

観る前から「ヒラリー・スワンクってどうよ!?」って思っていたけど、やっぱりスクリーンで観てもこの気持ちは変わらず。「ボーイズ・ドント・クライ」や「ミリオンダラー・ベイビー」の彼女は素晴らしい。でも、ラブストーリー向きの顔じゃないんだな~。残念ながら。悲しみにくれてる姿が似合わんのよね。すぐに立ち直りそうな顔してるし(笑)。

それに引き換え、ジェラルド・バトラーってなんてセクシ~なんでしょ!もうカッコよすぎて、悶絶するシーンが何回もありました。一歩間違えるとイヤらしくなってしまう熱視線も、彼が発するとセクシービーッム!になるんだな~。いやいや、恐れ入りました。

J・バトラーって言えば、「オペラ座の怪人」で日本では知られるようになりましたね。その後出演した「Dearフランキー」が、手紙をモチーフにしたストーリーだったため、来日時に赤坂郵便局の一日局長してたんですよ!(笑)。当時勤めてる会社が隣のビルだったから、普通に郵便出しに行ったら、ハッピにタスキを掛けたジェラルドがいて、超ビックリした記憶がありますね。当時から女性ファンがかなりつめかけてたな。

彼は弁護士から俳優に転身した変り種。いやあ、こんなカッコいい弁護士がいたら、訴訟になりませんね。熱視線にやられて敗訴決定でしょう。

それから懐かしい顔ぶれとしては、「バウンド」のレズビアン役が強烈だったジーナ・ガーションが友人役で、日本でも人気を博したジャズシンガーでもあるハリー・コニック・Jrがヒラリー・スワンクを見守る男性として登場!いやあ、ハリー君すっごい老けたなあ。年齢を調べたら、今年41歳!長身の彼がマイクを片手に歌ってる姿がジャケットのCDがあったけど、カッコよかったのにな~。

映画の内容以外のコメントが多くなってしまいましたが、肩の力を抜いて楽しめる良いお話でしたよ。何よりもアイルランドの美しい自然には心癒されました。