「ダークナイト」

前作「バットマン・ビギンズ」では、不覚にも睡魔に襲われてしまいましたが、今回はバッチリ起きてました!

ダークナイト

悪役ジョーカーを演じる故ヒース・レジャーの怪演ぶりが絶賛され、「アカデミー賞ノミネート」という声も上がっているとか。28歳という若さで夭逝した彼の遺作ということで、私も「ジョーカー」目当てでした。

ジョーカーの極悪非道ぶりは想像を遥かに超え、最初から目と耳を覆うシーンが!「こんなメイクしてたら目立つだろう~」という突っ込みも入れられないくらいの残虐なキャラです。話し方、身振り手振りまで完全にジョーカーになり切ったヒース。言われなきゃ彼だってことに誰も気が付かないでしょうね。一説にはこの役に入れ込み過ぎて、薬に頼らざるを得なかったとか。確かに28歳の若い俳優が演じるには荷が重いかも。クリストファー・ノーラン監督は、どうして彼を抜擢したのだろう?

私の好きなアーロン・エッカートも出演。善から悪へと変わる「ダブルフェイス」を巧みに演じていました。彼も芸達者な俳優だよな。

・・・とクリスチャン・ベールのことを書きそびれるところだった(汗)。でも周りを固める役者の個性が強いせいか、バットマンの影が薄いのよ。ベール自身も子役から頑張ってるのに中々ブレイクしない「イマイチ俳優」だからなあ。そんな彼が演じると主役すら存在感なくなってしまうのかしら?頑張れ!ベール君。(お母さんと妹に暴力をふるって逮捕されたというニュースが!DVなんだ、彼。そもそも人間としてダメじゃない!?)

しかし2時間30分超えは長い!普通の映画だったら終わってるところから、また別のストーリーが始まるからね。席を立ったら、クラクラしちゃった。