「幸せになるための27のドレス」

土日も仕事で10日以上の連続勤務。さすがに疲れきりました。もう30代も半ばですから。体力・気力共に限界を感じ、代休をもらうことに。やっぱり一番やりたいと思ったのは、映画鑑賞。1週間に1回は映画館に行かないと、ホントに自分がカラカラになる気がするのです。

色々と観たいものはあったのですが、気軽なラブコメを選択。


プラダを着た悪魔」のスタッフが贈る~というキャッチコピーにひかれたのですが、まさに王道を行くラブコメでした。何の捻りもなく、最初から「ああ~、彼と最後はくっつくのね!」ということが誰にでも分かるという作りです。

映画を観ながら思ったのは、「これってホントB級映画だなあ」ってこと。まず、キャストが冴えない。知ってる俳優がいないのはもちろん、誰も彼もが「何か足りないんだよなあ~」という"惜しい"人ばっかり。ヒロインが想いを寄せる上司も、普通ならカッコよくなきゃいけなんだけど、十人並みの俳優。彼女と結ばれるライターの青年すら、どうしても素敵に見えないんだな~。

多分ビデオストレートでもいい作品だったけど、「プラダ~」のヒットで、劇場公開することになったんでしょうね。予定調和を少しも崩さないストーリーゆえに、安心して観られることは確かですが、ちょっと刺激には欠けたかな?