「ゴースト・ハウス」★★★☆☆
真夏の暑さを吹き飛ばすには、やっぱりホラーでしょ!
ということでアジアン・ホラーのヒットメーカー、タイ出身のパン兄弟ハリウッド・デビュー作を観てきました。
普段はホラー嫌いなのですが、やはりアジアの監督がハリウッドのホラー映画をどんな風に撮ってるのか?興味がありまして。
生活に行き詰まったソロモン一家は、都会から田舎の農場に引っ越して来る。しかし繊細な感性を持つ長女ジェスは、古めかしい新居で怪現象を体験。それを両親に信じてもらえない彼女は次第に孤立していきます…。
まあ、お話としては普通なのですが、結構良く出来ていました。
まず主人公の女の子が可愛い!そして口を聞かない弟役のチビが輪をかけて可愛い!
これだけで評価UPです~。
ネタばれになるので、あまり詳しくは書けませんが、やっぱり鳥って不気味な生き物ですね。
カラスの大群が押し寄せてくるシーンでは、ヒッチコックの「鳥」を漏れなく思い出しましたよ。
でもどう見ても不気味な外観の、人里離れた一軒家を前にして「素敵な家だろう!?」と連発するパパ。
そりゃ「イエス」っていうのは、無理な質問でしょう。
ホラーとしてだけでなく、家族の再生ストーリーとしても楽しめる一作です。
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シネマ方丈記的教訓:
「一見良い人であっても、すぐに信用するのは止めましょう。人には裏があります。」