香港旅行記~広州へ~
今回の旅行地に香港を選んだ理由。
それはイギリス留学時代の大親友であるJingが、香港から列車で1時間50分の広州に住んでいるため。
6年前に東京で、5年前に北京で会って以来、久々の再会となります。
同行した中高時代の友人Rも、Jingが東京に来た際にクリスマスディナーを共にし、楽しいひと時を過ごした思い出があるため、彼女との再会を心待ちにしてました♪
深夜12時過ぎにホテルチェックインした翌日に、9時過ぎの列車に乗るForest。
日本での怠惰な休日とは大違いのアクティブぶり!
いたって普通の列車でしたが、中は中国人及び西欧人で満席!
何でこんなに西欧人(特にフランス人が多かった)が目立つのだろうか??
無事に広州へ到着!
Jingが会社の車を一日チャーターしてくれてました。
おかげで何も考えず、全てJingのお任せで移動してれば良いという楽々ツアー。
あ~、助かった!
広州に留学していた会社の同僚にも聞きましたが、あまり見どころはないんですね、ここ。
ただ、先日行われたアジア大会の開催地だったそうで、急ピッチで色んな建物を建てたらしい…^^;
中国らしいですね~。
まずは広州一の繁華街、上下九へ。
ここは古い街並みを再現したエリアで、道の両側には飲食店やブティック、宝飾品店、CDショップなど、ありとあらゆる店が並びます。
日曜日だけあって、広州中の人がここに集まってるんじゃないか?と思うくらいの人混みっす(涙)。
Forestは、割と旅慣れているし、中国の内モンゴル自治区にも北京からバス旅行していたりするので、人民の波にはそうそう驚かないのですが、同行した人民初体験の友人は明らかに脅えてました…。可哀相に。
そんな繊細な友人の気も知らず、また下らない写真を撮らせるForest。
一方、片時もiPhoneを手放さず、店の予約確認など、所要をテキパキとこなすJing。
彼女がまた超の付くエリートなんですよね。
イギリスに自費留学できるくらいだから、相当の金持ちなわけですが、Forestとは雲泥の差の生活を送ってました…ま、それは後述するとして。
まずはお腹を膨らませよう!と、とあるお店でランチを。
もれなく人でごった返しております。
「南信」という店でしたが、チェーン店で中国各地にあるようです。
どのメニューを見ても美味しそう♪
…と、日本人のForestと友人に疑問が。
こ~んなに混んでいて席が空く気配はないのに、Jingは先にレジで会計を済ませてます(前払い制ね)。
「まさか立ち食い?」と思っていたところ、店員がおもむろに我々をとある円卓の脇に導き…。
要は空きそうな席の脇に立って、今現在、食事中の人々の背後からものすごいプレッシャーを与えるということね。
しっかし、これじゃ食べた気がしないよ~^^:
と思いつつも、食事中のご家族をじ~っと見つめるForest。
やはりこんな雑然とした雰囲気の中、ゆっくりと食事する人などおらず、みなガツガツ食べて、サッサと席を立ちます。おかげでものの5分で座席ゲ~ット!
後はアグレッシブなJingが、店員を捕まえて「早くね~!」っと催促。
いやあ、この店、中国人が一緒じゃないと絶対入れないわ…。
まずは飲茶の定番でもある、エビ入りの腸粉。プリップリのエビが、何層にも重なったトロトロの腸粉生地の下に隠れております~^^:
広州で食べる腸粉は、また違った趣がありましたね。
特筆すべきは右横の「双層ミルクプリン」。
水牛のミルクを何回も濾し、温かいプリンに仕立ててます。
これが、もう最高に美味しかった!
今まで食べたスィーツの中でも断トツの1位です!
余計なものが入ってないシンプルなメニューなのに、口に入れた途端に広がる素朴でさっぱりとした甘さ。
何よりも温かい食感で、ほっこりした気分になれるという、まさに魔法の一皿。
感激も冷めやらぬ内に、順番を待つ人々の熱い視線を感じた我々は、そそくさと退散したのでした。
しかし、このプリン、マジ、ヤバかった~!(キムタク風)
長くなったので、続きはまた別の章で。