「Beautiful Islands」★★★☆☆

急激な気候変動の影響で、近い将来に消えてしまうかも知れないという危機に直面している世界の3つの島、南太平洋のツバル、イタリアのベネチア、アラスカのシシマレフ島を取材し、それぞれの島に暮らす人々のありのままの日常をカメラに収めたドキュメンタリー。監督は環境問題への積極的な取り組みも続ける映像作家の海南友子

ツバルは、海抜が20センチだったかな?

非常に細長い島で、道の両脇が海!家の窓から海に飛び込めそうなほど、住居と海が隣接しているわけです。

学校では島が沈む可能性についても教えているけれど、子供たちには危機感がない様子。

3つの国にカメラが移動するのですが、やはり一番印象深いのはツバルかな~。

何が素晴らしいって、気候の良い、の~んびりとした風土で、あくせく働くことも、誰かと競争することも、出世を願うこともなく、隣近所が時にお祭りなんかで友好を深めながら、の~んびり生きているということ。

理想の人生だよなあ~。

ツバルに生まれた子供たちは幸せだよ~。(将来、生まれ故郷が海に沈む危機はありますが…)

それから海の透明度と言ったら、スクリーンに吸い込まれるくらいでしたね~。

あ~、毎日あそこで泳いで暮らしたい!

ナレーションもなく、字幕も必要最小限に抑えられた非常に静かなドキュでしたが、最近は過剰な効果音でうるさいくらいの映画も多いので、楽しめました。

監督はまだ30そこそこの若い女性のようで、彼女の次回作にも期待です。