香港フィルマート

3月末のことになりますが、香港フィルマート(HFM)参加のため、3年ぶりに香港を訪れました。

主に中華圏の映画配給会社、テレビ局などが一同に会し、映画やテレビコンテンツの売買がされる見本市。

昨今では、バイヤーとセラーの顔見世的な意味合いが強く、実際の契約が成立するという機会ではなくなってきてる様子。

会場のコンベンションセンター東京ビッグサイトをイメージしてもらえると分かりやすいかと。

参加者は、エントランスにて受付し、バッジをもらってから会場に入ります。

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各社イチオシの作品を前面に押し出す、工夫を凝らしたブースが立ち並ぶ様は、ちょっと圧巻。

香港の映画会社「エンペラー」は、「新少林寺」をアピール。

アンディ・ラウジャッキー・チェン他、香港スター総出演!という作品のようです。

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ここは香港最大のテレビ局、TVBのブース。打ち合わせスペースが2階という、かなり大掛かりな設計になってます。

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大小様々なブースを持つ会社をくまなく回り、拙い英語で情報収集をするのがマーケット参加の目的の一つ。

今回はドラマ、映画と担当を分けていたので、そこまでの負担はなかったですが、1日に4、5件のミーティングを英語でこなすっていうのは、それはもう大変なわけです。

特に免疫力の低下が著しい最近のForestには、もう苦行。

しかも、各社から渡される大量の資料やDVDで、カバンはどんどん膨らんでいき、肩にずっしりと食い込んでいく…。この状態で一日中歩くのですから、まさに体力勝負です。

合間に会場窓から見える香港の風景を。

どんよりと曇っていました。

大気汚染でいつも香港はこんな感じだろう…と思っていましたが、帰国後、かなり酷い黄砂の影響だった判明。

道理で喉も痛かったような。

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ミーティング⇒試写⇒会食…という生活を3日間、続けたのでした。(疲)