台湾より友来る!~初めての宝塚~

さて、どちらかというと歌舞伎に興味があったようなカーストンを完全無視して(笑)、勝手にヅカのチケットを予約していたForest。単に自分も観たかっただけなのだ!どうして今まで機会がなかったのか???観劇大好きなForestですが、一度テレビで観たヅカのワザとらしい世界がどうも苦手だったんですよね・・・。

でも人生で一回は観ておかなくちゃ!と思っていたので、カーストンの来日は良い機会になりました。

演目は「ロシアンブルー」というコメディ。東京宝塚劇場は大入り満席です!土曜日の昼公演だったのですが、いつもこんな満席なのだろうか?もちろん、客の殆どは熱烈なヅカファンなわけで、手にボンボン(何に使うんだろう?ドキドキ)やペンライト?みたいなモノを持ってる人もチラホラ。

…で、初めてのヅカ体験を簡潔にまとめると、ジャニーズのコンサートとか、韓流スターのファンミみたいなノリでしたね。大いなる予定調和の世界。つまりは、お互いのツボを知り尽くしたファンとスターの交流っていうのかな。「ああすれば、こうなる」みたいな、反応が非常に読みやすい展開の連続なのね。

そして一番ビックリしたのは、2部のレビューですよ!ダンスショーなんですけど、ヅカ名物の大階段から続々続々・・・・と永遠に切れない、ダンサーの波。孔雀もびっくりの大羽を背中に背負い込んだタカラジェンヌたちが軽やかに階段を下りていきます。一体、何人いるんだ?(汗)

ボンボンやペンライトは、このレビューの時に使用されてました!う~ん、そうなんだ・・・。2部はコンサートのノリなのね。

トータル3時間超えの目くるめく世界。これで一番お安い席が、確か2800円くらいだったかな?大変お得なエンタメなんじゃないでしょうか?だって、映画に1000円プラスしたら、あんな豪華な舞台が観れちゃうんですから!

「一度観たら病みつきになる!」という人が多いようですが、Forestは1回でお腹いっぱいでした。やっぱり、あの「私たち、演劇してます!」っていう、大仰なセリフ回しとか、ヘンテコリンな歌詞、女性同志のラブシーンがダメなんだな~。ツッコミどころ満載だから、それなりに楽しんだけど。

こちらは、劇場内を撮影するカーストン。新しい東京のヅカ劇場、とっても綺麗でした。但し、女性客が殆どなので、女性用トイレが劇混みなのには閉口しましたが。

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カーストンは、女性だけで繰り広げられる摩訶不思議な世界を堪能したようです。職業柄、舞台美術に注目してましたね。それにしても、湧いて出てくるダンサー達には「いつになったら終わるの?」って目を丸くしていましたが(笑)。