ラスト2行の驚愕!

日曜日、無性に本が読みたくなり、近所の本屋で3冊購入。夜の9時くらいから読み続けて、内2冊を午前2時に読破しました。

学生の頃は一日一冊読むくらい本の虫だったけど、社会人になってからすっかり遠ざかっていたなあ。久しぶりに文字を吸い込む感触が気持ち良かったです!

で、まず最初に読んだのがこれ。


すっごい私らしくないチョイスなんですが、「ラスト2行で物語が変わる!」という帯に惹かれて購入。パラパラめくっただけでも、もう人の話を聞くみたいに読みやすい文章。早くラスト2行にたどり着きたくて、入浴中もずっと読み続けました。

そしてやってきたいよいよラスト!「えええ????」って感じ。

私が今まで読んできたのは何だったの?この登場人物って誰だったの?

という疑問に駆られて、思わず「SIDE A」へ。

そう、この小説。前半が「SIDE A」、後半が「SIDE B」と名付けられて主人公たちの大学時代、そして社会人1年目時代と書き分けられているのだ。

カセットのA面とB面が同時に回っている。そういう仕掛けなのね。

アガサ・クリスティの『アクロイド殺し』には及びませんが、軽い驚愕は覚えました。一見、青春小説なのですが、実はミステリーなのかな?