「デジャブ」★★★☆☆
トニー・スコット監督&デンゼル・ワシントン主演のSFタッチ・サスペンス。
フェリー爆破事件の捜査をするデンゼルが、FBIが開発した映像装置“タイム・ウィンドウ”を使って、事件発生以前の時間を追体験しながら事件を解明していきます。
このタイム・ウィンドウを使うと、今から4日と6時間前の映像が再現されるのだ!この時点でSF含む科学系にめっぽう弱い私は、やや脱落気味。
「ま、この装置の仕組みに拘らないで、ストーリーに集中!」と自分を鼓舞すること2時間。
結果から言うと、これはSFサスペンスというよりは、一目ぼれから始まるラブストーリーですな。
家族も持たず、仕事一筋という設定のデンゼル・ワシントンが、映像を見ただけの女性に執着していく様が、ちょっと気持ち悪かったな~。
彼は大好きな俳優なんですけどね、この役は彼が演じるには甘過ぎた(スウィート)かも。
しかし、ヴァル・キルマーが出てたとは…。
あまりに太ってて全然気づきませんでした。
「バットマン・リターンズ」ですよね!?
ひょえ~。あのクールだったヴァルが、あんなに肥え太って…。
…と別の驚きがある作品でした。