野獣系アイドル、遂に日本上陸!

1年前から気になっていた、野獣系K-POPアイドル、2PM。

Forestが最も魅かれたのは、彼らがRain(ピ)を育てた名プロデューサー、パク・ジニョンの門下生であるということ。Rainが日本デビューを果たした時に熱狂的なファンだったForestは、JYP(パク・ジニョン)をとってもリスペクトしているんです。彼が育てた才能に間違いはない!

2PMは韓国では押しも押されぬ超スーパーアイドルですが、日本への進出は正に満を持して…という印象。

韓国人アイドルがジャニーズと圧倒的に違うところ…それは、とにもかくにも身体を鍛えているということ。

筋肉美が高く評価されるお国柄とあって、(特にJYP所属のアイドルは、その傾向が強いかも)アイドルと言えどもジム通いに余念がありません。

韓国のステージパフォーマンスでは、シャツをはだけたり、バリバリと破いて腹筋を見せるのがお決まり♪

ご覧ください!このすごい筋肉。

2PM nakid

この鍛え上げられた肉体こそ、彼らが「野獣系」と呼ばれるゆえんなのです。

でも、アイドルらしいお茶目な表情も見せてくれるという、このギャップがたまらんのでしょうね。

2PM++LOVE.png

…と説明が長くなりましたが、日本でのデビューDVD(初回版)購入者は洩れなくご招待というショウケース@両国国技館に行ってきました♪

バラエティや音楽番組では散々見てる彼らですが、やはり生の姿を目に焼き付けたい!

ということで…しかし、国技館とは渋いなあ~。しかもForestの席は靴を脱いで上がる升席。なんかこの状況でライブ鑑賞って面白いですよね。

まず驚かされたのは、客層の圧倒的な若さ!10~20代が中心(つまり、2PMを「オッパ~!」と呼べる人々ですな)、そして完璧に掛け声(もちろん韓国語で!)をマスター。韓国のファンと何ら変わらないテンションの高さです(汗)。

Forest、なんだかそこにいるのが居た堪れなくなっちゃった。

ふと思い出したのは、東方神起が全然売れてない時、ZEPPか何かで行われたライブに行った時のこと。

それはAVEX所属の歌手が新人も含めて出演する、オールスタンディングのステージで、トリはm-flo。当然ファンの大半は彼らのファンで、東方神起が歌ってる時は、ささ~っと後ろにはけちゃう様な状況。あんなに至近距離で東方神起を見ることができたForestはある意味ラッキーでした。

で、何が言いたいか?というと、今ちやほやと持てはやされているK-POPアイドルは日本進出に当たっての苦労や壁を全く経験しないで済むってことなんです。

DVD出せばオリコンのヒットチャートに入り、空港には出迎えのファンが1000人。

どこに行ってもキャーキャー言われ、ライブを開けば、みんなが韓国語で掛け声…。

こんな恵まれた状況でデビューできるんだもん、そりゃ幸せだよね。

そう思うと、ホントに血のにじむような努力をして、屈辱的な思いもいっぱいして、後輩たちへ続く道を作った東方神起が分裂解散っていうのも、なんか皮肉な気がしますね~。

でも、この先、どんな最強アイドルが韓国から送り込まれても、東方神起の魅力は圧倒的だと思うな~。

格が違うんでしょうね、そして日本で経験した全ての事が作り出す厚みみたいなものが。

…全然、2PMの話から逸れちゃったんですが、まあ若い人たちに任せておけばいいかな~ってのが感想。

Forest、ひねくれ者なのか、飽きっぽいのか分らないんですが、メジャーになってしまった韓国俳優、K-POPアイドルに対して、急速に興味が薄れるんですよね。

まだRainが日本でデビューする前に、サッカーの親善試合@国立競技場で前座したことがあるんですが、あの時、会社を半休してサッカーじゃなくてRainを見に行った時の、異常なまでの興奮。

「Rainのパフォーマンスをこの目で見られるんだ!」という胸の高鳴りと同じものは、残念ながら感じなかった。

楽曲も歌も顔もスタイルも身体能力も素晴らしく高くって、非の打ちどころがない若者たちだったけど、やっぱり私はRain派なのかもなあ。なんたってRainはスゴイから!

しかし、今こうやってK-POPアイドルに熱を上げて、韓国に入れ込んでいる日本の若者って、どうなるんでしょうかね?以前は韓国の人々が日本の音楽、ドラマに憧れて影響されていた。

それが全くの立場逆転です。

日本もまたアジアの人々から目標とされるようなコンテンツと才能を発掘してもらいたいですね。

強くそう思いました。

それから、今日のショウケースに来ているような10代、20代の若者が、果たして韓国のお国柄まで好きなのか?と言ったら決してそうではないでしょう。

彼らが好きなのは筋肉隆々、あるいは拙い日本語を必死に話す姿が可愛いK-POPアイドルであって、韓国のカルチャーそのものじゃないと思う。

あの濃くて、エネルギッシュで、熾烈な競争が日常茶飯事のお国柄を知ったら、逃げ出しちゃうような甘ちゃんばっかりだろうな~。

ま、K-POP聞いて、韓国ドラマ見ている分には何も害はないですけどね。

今日は珍しく辛口のブログになってしまった(汗)。

ご勘弁を~。