韓国の国民的ミュージカル「ジキルとハイド」

Forestの趣味の1つ韓国ミュージカル鑑賞。

2012年の韓国滞在時に本格的に見始め、今まで記録をつけていなかったのが悔やまれますが、実に100回位は見ていると思います。

 

しかしその原体験は、2005年初めて日本にやってきた韓国ミュージカル「ジキルとハイド」でした。チョ・スンウとリュ・ジョンハンのダブルキャストだったのですが、当時韓国ミュージカルについての知識がなかったForestは、ちょこちょこと韓国映画に出演していて、なんとなく顔を知っていたチョ・スンウ版を見ることに。

韓国語教室のお友達とワイワイと出かけたゆうぽうとホールの席は全然埋まっていなかった。。。当時、韓流ドラマは徐々に日本に入ってきていましたが、それも黎明期。韓国のミュージカルにまで触手を伸ばしている人々はほとんどいなかったのです。

しかし、映画でしか見たことのなかった俳優が目の前で、ドラマチックに歌い、演ずる姿に興奮したことを覚えています。

 

こちらMr.ジキハイ、チョ・スンウ

今や彼のミュージカルは発売と同時に全席が売り切れるほどのプラチナチケット。

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今回はパク・ウンテ版を鑑賞。

彼のミュージカルは「ジーザス・クライスト・スーパースター」「モーツァルト!」始め、何度か観たことあるけど、透明感のある高音と、ちょっとバンコラン風(パタリロね)の涼やかな目元が魅力の好青年。

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「ジキハイ」を観るのは、もはやこれで4〜5回目ですが、ドラマティックな展開と、全く人格の違う2人の人物を早替わりで演じる役者の力量が試されること、そして韓国民全員が知ってるであろう「時は来た(チグミスンガン)」を始めとする数々の名曲が散りばめられてることなど、熱く燃え滾るような性質を持った韓国民が大、大、大好き〜な演目であるのも納得の定番ミュージカルなのであります。

 

今回は韓国に住んでいながらも、韓国ミュージカル鑑賞が初めてという友人を連れて行ったのですが、なかなか楽しんでました。

ジキルとハイドのキャラが激しく交互に出てくるシーンは、「これ、どっちがどっちか、分からなくなんないのかね〜?」と笑っちゃってましたが。

 

それにしても、ハイド→ジキルへと変貌するカーテンコールを含め、特にミュージカル俳優って、究極のナルシストしかできない職業だわ〜ということを、改めて実感いたしました。「俺を見て!俺ってカッコイイっしょ?!」というオーラとアピール力がないと、逆にその舞台は魅力のないものになってしまうのですよ。

 

というわけで大満足の「ジキハイ」鑑賞。

パク・ウンテは期待を裏切らず、機会があればホン・グァンホ版(めっちゃ歌の上手いジミー大西的な風貌)も観てみたいなあ〜などと、さらに夢を膨らませるForestなのでした。

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#韓国ミュージカル#ジキル&ハイド#パク・ウンテ#シャーロッテシアター