「英国王のスピーチ」★★★☆☆

うわ~、2か月くらい更新してない…。

もはや忘れされた感のあるブログですが、このまま腐らせるのも勿体ないので、久々にメンテナンスを!

映画を観る機会がなかったのも事実ですが、まとめて何本かレビューします。

日本人の英国王室好き、アカデミー賞複数部門受賞、ウィリアム王子のご成婚…と、ヒットの要素とタイミングがハマりまくった本作。

アカデミー会員証を持つ、わたくしForestですが、満席にて入場を断られること数回。

3回目の挑戦にしてやっと観ることができました♪

kings speech

ホントに苦節数カ月?で出会った作品だったのですが、既に予告編を繰り返し観ていたせいか、新しい発見は特になく、想定内の感動で終了。

実はForestは小学校の時に「王女物語」というエリザベス女王の半生を描いた本を、それこそ暗記するくらい読み込んだことがあるのです。

ですから、彼女の父であるジョージ6世(元ヨーク公)が、兄の王位返還で望まない王位につかざるを得なかった経緯は知ってました。

しかしイメージと違っていたのは、身分違いのアメリカ人女性との恋を貫いたエドワード8世。

私の中ではかなりのロマンチックガイというイメージだったのに、映画ではただの女々しい男でちょっとガックリ。しかし、あの2人は、その後どのような人生を歩んだのか?非常に気になります。

コリン・ファースは大好きな俳優。

何が好きって、あの立派な体躯ですね。

胸板が厚く、すらっと背が高く、姿勢が良く、顔も小さい。

ホントに立ってるだけで絵になる俳優です。

見事にアカデミー賞に輝いたのは非常に喜ばしいのですが、やはりジェフリー・ラッシュの助演によるところが大きいですよね。

チャールズ皇太子も離婚、再婚したり、一般家庭から王妃を迎えるなど、開かれた感が強い現在のイギリス王室ですが、この当時に名もない語学療法士(実際には無資格の俳優崩れ)が、王族に対等な態度を貫いたというのが感動的でしたね。

彼のブレない方針と治療法で、王様は吃音を克服したんだと思います。

2人の友情が一生続いたとしたら、それこそが最高に素敵なエピソードですよね。

しかし、この映画、いつまで大ヒットを続けるんでしょうか?

見ものです。